日本の7~9月期GDP、年率0.8%減 2期連続マイナス
(CNNMoney) 内閣府が16日発表した日本の2015年7~9月期の国内総生産(GDP)は年率換算で0.8%減と、2四半期連続のマイナス成長になった。
発表を受け、同日朝の日経平均株価は約1%下落した。
安倍政権は経済政策「アベノミクス」によって景気を劇的に回復させ、日本経済を持続的成長の軌道に乗せることを目指してきた。しかし思うような成果がみられず、政権への圧力は高まっている。
専門家らは今年初め以降、景気刺激策の強化が必要だと主張してきた。一方で日本銀行はこのところ追加金融緩和に抵抗を示している。
18日には日銀金融政策決定会合が予定されているが、英調査会社キャピタル・エコノミクスのマーセル・シーリアント氏は、日銀が追加緩和を年明けまで見送るとの見方を示している。