「デロリアン」が復活、来年発売へ ただし時間旅行は出来ず
今回の製造には、工場閉鎖後に大量に残されていたパーツが使われる。エンジンだけが21世紀の産物だ。オリジナルのエンジンは130馬力だったが、今回は350~400馬力のV6エンジンが搭載される。
製造元はデロリアン・モーター社を名乗っているが、元のメーカーとは無関係の会社。1990年代にデロリアンのパーツを買い集め、コレクターが所有する車体の補修をしたり、中古のデロリアンの販売を行っていたりした。
デロリアン・モーターのジェームズ・イスピー副社長によれば、現在の安全基準に適合した形でデロリアンを製造するのは不可能だ。だが年内に施行される見込みの新規制では、レプリカ車については、エアバッグや衝突テストといった安全基準への適合を求められることなく製造が可能になるという。
同社では年産50台、合計で300台を製造する計画だという。