台湾トランスアジア航空が解散、相次ぐ事故で経営悪化
香港(CNNMoney) この2年間で2回の墜落事故を起こし、経営状況が悪化していた台湾の復興航空(トランスアジア航空)は22日、解散を発表した。
復興航空は21日の夜遅く、22日に運航を予定していた国内、国際84路線全便の欠航を発表し、5000人以上の乗客に影響が出ていた。
2014年7月に澎湖諸島、昨年2月に台北で起きた墜落事故でそれぞれ40人以上が死亡し、昨年は3600万ドル(約40億円)、今年は前半だけで4000万ドルの損失が出ていた。
運航停止の情報が流れたことを受け、同航空の株価は21日に7%下落。22日には取引が停止された。。うわさを知った従業員らが自社株を売却していたとして、当局がインタサイダー取引の疑いを調べている。