エア・カナダ便、乱気流に巻き込まれ35人負傷 ハワイに緊急着陸

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カナダから豪州に向かっていたエア・カナダ機が乱気流に遭遇し、ハワイに緊急着陸した/Brian Losito/Air Canada

カナダから豪州に向かっていたエア・カナダ機が乱気流に遭遇し、ハワイに緊急着陸した/Brian Losito/Air Canada

(CNN) カナダのバンクーバーを出発してオーストラリアに向かっていたエア・カナダの旅客機が11日、上空で乱気流に巻き込まれ、乗客少なくとも35人が負傷した。同航空が明らかにした。

乱気流に巻き込まれたのは、バンクーバー発シドニー行きのエア・カナダ33便。急きょ行き先を変更してハワイ・ホノルルのダニエル・K・イノウエ国際空港に緊急着陸した。

CNN系列局のKHNL/KGMBは同便に搭乗していたマイケル・ベイリーさんの話として、「あっという間に乱気流に巻き込まれた。大勢の人が天井に打ちつけられ、たくさんの悲鳴が上がっていた」と伝えている。

エア・カナダによると、同便には乗客269人と乗員15人が搭乗していた。ハワイ上空を通過した約2時間後に、「予想しない突然の乱気流」に巻き込まれたという。

連邦航空局によれば、同機は当時、ホノルルから約1000キロ南西を3万6000フィート(約1万1000メートル)の高度で飛行していた。

エア・カナダでは、ホノルルで乗客を診察してもらうため、医療関係者を待機させるなどの対応に当たったと説明している。

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