米ナイキのマイク・パーカーCEO、2020年に退任
ニューヨーク(CNN Business) 米スポーツ用品大手ナイキは22日、マーク・パーカー氏(64)が来年、最高経営責任者(CEO)の職から退任すると明らかにした。
パーカー氏の後任は、クラウドサービス企業サービスナウのCEOのジョン・ドナヒュー氏。パーカー氏は会長職にはとどまる。新人事は2020年1月13日付け。
ナイキは、ドナヒュー氏がナイキのデジタル革新を促進させると述べた。同社はここ数年、デジタル戦略に注力している。
ナイキは以前、2020年以降もパーカー氏がCEO職にとどまると発表していた。
パーカー氏は1979年に入社し、プロダクトデザイナーなどの役職を歴任。2006年にCEO職に就いていた。CEO就任後は研究開発に多額の資金を投じ、数多くの特許を獲得。米メディアによれば、ナイキが2018年に獲得した特許は867件にのぼるという。