独ルフトハンザ、格安航空の事業打ち切り 43機を削減

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ルフトハンザが新型コロナ感染拡大に伴う需要減退を受けての事業縮小計画を発表した/Thomas Lohnes/Getty Images

ルフトハンザが新型コロナ感染拡大に伴う需要減退を受けての事業縮小計画を発表した/Thomas Lohnes/Getty Images

ロンドン(CNN Business) 独航空大手ルフトハンザは7日、新型コロナウイルス感染拡大による需要の激減を受けて、傘下の格安航空会社(LCC)の事業を打ち切り、保有する航空機の6%に当たる少なくとも43機を削減すると発表した。

運航を終了するのは傘下のLCCユーロウイングスの子会社、ジャーマンウイングス。

さらにルフトハンザ本体のエアバス製大型機13機、近距離路線の小型機A―320型11機、ボーイング747―400型5機と、ユーロウイングスのA320型10機などを削減する。

グループのオーストリア航空とブリュッセル航空、スイス国際航空、観光路線のルフトハンザ・シティラインでも保有機の規模を縮小する。

同社は航空業界の今後について、世界各国の渡航制限が完全に解除されるまで数カ月、航空需要がコロナ危機前のレベルに戻るまでには数年かかるとの見通しを示す。

その中でもできるだけ多くの雇用を維持するため、勤務体制の見直しに向けて労組などと協議する構えだ。

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