中国ラッキンコーヒー、米で破産申請 債務整理で再建目指す

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コーヒーをいれるラッキンコーヒーの店員/Zhang Peng/LightRocket/Getty Images

コーヒーをいれるラッキンコーヒーの店員/Zhang Peng/LightRocket/Getty Images

ニューヨーク(CNN Business) 中国のコーヒーチェーン「ラッキンコーヒー」は7日までに、米国で連邦破産法15条の適用を申請したと発表した。

同社は声明で、申請により財務の改善や債務の整理などを図ると説明。日常の事業は続けるとし、約3600店のカフェの営業は維持するともした。

連邦破産法15条は、本拠がある国で経営再建を進める外国企業が米国内の資産を保護する目的で申請する。

同チェーンでは昨年4月、前最高執行責任者(COO)らが絡む売上高などの不正会計が発覚。翌月には前COOと最高経営責任者(CEO)が解任されてもいた。

数カ月後には米ナスダック市場からの上場廃止に追い込まれてもいた。米証券取引委員会(SEC)は同年12月、同社が直面する詐欺罪の和解案を示し、1億8000万ドルの罰金も科していた。

ラッキンコーヒーは売上高の力強い成長を背景に2019年、ナスダックに上場。一時は米コーヒーチェーン大手「スターバックス」の競合相手になり得るとも目されていた。

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