デルタ航空機、鳥の衝突で引き返す ガラスにひび
(CNN) 米デルタ航空によると、9日夜にアトランタ国際空港を出発した国内線の旅客機が鳥の衝突で損傷し、同空港に引き返した。
運航情報サイト「フライトアウェア」によると、によると、デルタ2281便のエアバスA320型機は同日午後10時前、首都ワシントンへ向けて出発した。
鳥の衝突でフロントガラスにひびが入ったことに乗員が気付いたため、同機は引き返し、約50分後に同空港へ戻った。
デルタ航空はCNNに、乗客乗員にけがはなかったと報告。整備チームが機体を調べ、乗客には振り替えの手配をしていると述べた。
米連邦航空局(FAA)によると、航空機に鳥が衝突する「バードストライク」は年間1万5000件ほど報告され、このうち5%で機体の損傷が確認されている。
2009年には、バードストライクでエンジンが停止したUSエアウェイズ機がニューヨークのハドソン川に不時着水し、サレンバーガー機長の判断が注目を集めた。