米ロイヤル・カリビアン、9カ月の世界一周クルーズ企画 出発は2023年末

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米クルーズ大手ロイヤル・カリビアン・インターナショナルが、約9カ月かけて世界150カ所以上を回るクルーズの企画を発表した/Jean-Francois Monier/AFP/Getty Images

米クルーズ大手ロイヤル・カリビアン・インターナショナルが、約9カ月かけて世界150カ所以上を回るクルーズの企画を発表した/Jean-Francois Monier/AFP/Getty Images

(CNN) 米クルーズ大手ロイヤル・カリビアン・インターナショナル(RCI)は25日までに、2023年12月から約9カ月かけて世界150カ所以上を回るクルーズの企画を発表した。

「究極の世界クルーズ」と呼ばれるこの企画は、同社の人気客船「セレナーデ・オブ・ザ・シーズ」で回る274泊の旅だ。同社のウェブサイトによると、船は全長約300メートルの13階建て、乗客定員は2476人。

米フロリダ州マイアミを出発してまずカリブ海を渡り、ブラジルのリオデジャネイロやアルゼンチンのイグアスの滝など中南米の名所を訪れる。さらに中国の万里の長城、インドのタージ・マハル、エジプトのピラミッドなどにも立ち寄る予定だ。

同社によると、9カ月通して参加するチケットは1人6万6000~11万2000ドル(約750万~1270万円)で、税・手数料は別途かかる。すでに予約を受け付けている。このほかに「米州と南極大陸」など、一部区間だけのチケットを購入することもできる。

世界一周クルーズはパンデミック前から盛んに催行されていたが、長くても150日前後の旅程が一般的だった。スイスのクルーズ会社、バイキング・クルーズが企画した19年8月から20年5月まで245日間のクルーズは、パンデミックで旅程の短縮を余儀なくされた。

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