暴風で空の便が大混乱 欠航や大遅延、予定外の国に到着も 欧州
英国でも大きな影響が出ており、管制塔によると、英各地の空港で100便以上が着陸をやり直した。
暴風雨の影響でイングランド南部とアイルランドは突風が吹き、英南部の主要空港は横風に見舞われて、風向きや風速の急変や乱気流のためにさらに飛行が困難になった。
エディンバラ空港は44便が欠航し、8便が行き先を変更。マンチェスター空港は14便が欠航したが、着陸のやり直しは他の空港よりも少なく、行き先を変更してマンチェスターに到着した便もあった。
ロンドンのガトウィック空港は22便の行き先が変更になり、別の空港に到着するはずだった5便を受け入れた。ロンドン北東部のスタンステッド空港は9便が欠航、行き先変更の31便を受け入れた。
トルコのアンタルヤ発マンチェスター行きのイージージェット便は、はるばる英国の上空まで到達したものの、引き返してフランスのリヨンに着陸した。
航空機追跡サイトは、上空で旋回したり、着陸を待った後に引き返したり別の国に向かったりする航空機の奇妙なルートでいっぱいになった。
影響は22日に入っても続き、ダブリン空港では午前8時半までに29便が欠航となった。