独GDP、7~9月期は0.2%増 リセッション入り回避

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ウォルフスブルクで撮影されたフォルクスワーゲンの車=28日、ドイツ/Sean Gallup/Getty Images

ウォルフスブルクで撮影されたフォルクスワーゲンの車=28日、ドイツ/Sean Gallup/Getty Images

(CNN) ドイツ連邦統計庁が30日に発表した7~9月期の国内総生産(GDP)は、前期比0.2%増とやや回復し、リセッション(景気後退)入りはかろうじて回避された。

政府と家計の支出が伸びたためとされる。4~6月期のGDPは、前期比0.1%減から0.3%減に下方修正された。

リセッションは通常、マイナス成長が2四半期以上連続することを指す。

ドイツ経済は昨年、コロナ禍が始まってから初めて縮小していた。今後の見通しも決して明るくはなく、国際通貨基金(IMF)は今年ゼロ成長と、主要国の中で最も低い値を予想している。

同国の自動車最大手フォルクスワーゲン(VW)の大幅な減益も、経済低迷に拍車をかけている。VWは87年前の創業以来初となる国内工場の閉鎖と、数千人の人員削減を検討している。

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