NYダウが1100ドル超安、10日続落は50年ぶり

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米ニューヨーク証券取引所のトレーダー=18日/Richard Drew/AP

米ニューヨーク証券取引所のトレーダー=18日/Richard Drew/AP

ニューヨーク(CNN) 18日のニューヨーク株式市場は、米連邦準備制度理事会(FRB)の政策金利見通しを受けてダウ工業株平均が10営業日連続で下落した。この長さで下落が続くのは1974年以来。

優良株で構成するダウは、前日比約1123ドル(2.6%)安でこの日の取引を終えた。これに先駆けFRBは、来年見込んでいる利下げ回数を2回と発表。従来予想の4回から半減させていた。当初の想定よりインフレが長期化することを踏まえた措置とみられる。

前回ダウの下落がこの水準まで続いたのは、74年9月20日から10月4日までの期間だった。

18日の下落までは、ダウこそ落ち込んでいたものの市場全般は強気相場を維持。ダウも続落の幅は縮小し、他の指標は過去最高かそれに迫る値上がりを記録していた。

ところが18日にはこれらが軒並み急落。S&P500種は3%、ナスダック総合指数は3.6%それぞれ値下がりした。

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