キュリオシティ火星着陸から1年、自分に記念演奏

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253日かけて火星に着いた「キュリオシティ」は地質調査などを実施=NASA/JPL-CALTECH提供

253日かけて火星に着いた「キュリオシティ」は地質調査などを実施=NASA/JPL-CALTECH提供

これまでの1年間では火星の表面を約1.6キロ移動しながら190ギガビットの情報を収集し、画像3万6700枚、縮小画像3万5000枚を送ってきた。さらに7万5000回を超すレーザー照射を行い、岩盤2カ所の標本を採取して、土壌成分の分析に活用されている。

NASA担当者によると、キュリオシティの「保証期間」は2年間。それが設計上の耐用年数だという。しかしNASAが2004年に火星に送り込んだ探査機「スピリット」と「オポチュニティ」のうち、オポチュニティはまだ現役だ。スピリットは10年に通信が途絶えた。

キュリオシティは現在、高さ5000メートル級の「シャープ山」を目指している。この山の地層には、火星の地史が刻まれていると専門家は期待する。

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