機内トイレから金の延べ棒24本、時価1億円超を押収 インド
ロンドン(CNNMoney) インドで19日、民間航空機の機内トイレから、金の延べ棒24本が入った袋が見つかった。
金の延べ棒が見つかったのは同国の航空会社ジェットエアウェイズの機内。メンテナンス作業員がトイレで不審物を発見して当局に通報し、爆発物の疑いもあるとみて爆弾処理班が駆けつけた。
ところが調べた結果、2つの袋の中からそれぞれ金の延べ棒12本、計24本が出てきた。時価総額は7220万ルピー(約1億1600万円)相当。税関によれば、延べ棒には外国の刻印があったという。
税関は延べ棒を押収し、調査を続けている。
インドは最近まで世界一の金購買国だったが、政府が金の輸入規制を強化して関税を引き上げたことから、需要は減退しつつある。