妊娠中のナッツ摂取で子どものアレルギーを抑制? 米研究

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(CNN) 妊婦が毎日ナッツ類を食べると、生まれてくる子どもがナッツ・アレルギーになる確率が低下するとの研究結果がこのほど発表された。

米医学誌JAMAにマイケル・ヤング博士らが報告した。同博士らのチームは、妊娠中に母親がピーナッツや木の実を摂取した量と、子どものアレルギー発生率の関係を調べ、家族のアレルギー歴やほかの食習慣を考慮したうえで分析した。

その結果、1週間に5回以上のペースで最も多くナッツ類を食べた母親のグループは、子どもがナッツ・アレルギーになる確率が最も低いことが分かったという。

従来の研究では、妊娠中のナッツ摂取は子どものアレルギーに影響しないという結果や、逆にアレルギー発生率を高くするとの結果が報告されていた。研究チームは、これらの研究はデータの信頼性が低かったと主張。最近の研究では、子どもが早期にナッツを摂取すればアレルギー発生を抑えられるとの説が有力になっていると指摘する。

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