病院搬送の男性の愛犬、救急車に密航して「付き添い」 米
(CNN) 米テキサス州サンアンジェロで20日までに、急病を訴えた85歳男性が搬送される救急車内に愛犬が救急隊員に知らないうちに飛び乗り、病院まで同行する出来事があった。
救急車の隊員は犬「バディ」の同乗に気付かず、別の車の運転者が合図して珍客の存在を知ったという。地元紙によると、隊員は犬をそのまま乗せ、飼い主と共に緊急救命室へ連れて行く以外なかったと語っている。
バディには英語で「相棒」の意味がある。
飼い主によると、体重約16キロのバディはビーグル犬の雑種で、4カ月前に保護施設から引き取っていた。自らのそばに寄り添うことを願った気持ちに感激し、「一緒に病院へ行く必要はなかったのに来てくれた」と述べている。
Buddy the Beagle rode on the side of an ambulance that was transporting his owner..awww http://t.co/qDjDf0GCmY pic.twitter.com/1ByRe3bTJu
— 94.5 The Buzz (@945thebuzz) 2014, 11月 17
男性は経営する牧場で目まいなどを起こし、従業員に病院への搬送を依頼した。バディは救急車が到着した際に飛び乗っていたもので、救急車が約32キロの距離を走行する間、隊員らに気付かれることなく車内にいた。
バディの飼い主に対する献身ぶりの話は車内の姿を伝える写真と共にソーシャルメディアなどで紹介され、大きな反響を呼んだ。