地球最接近の小惑星、衛星の存在が明らかに

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地球に接近した小惑星に衛星が存在するとわかった=NASA/JPL提供

地球に接近した小惑星に衛星が存在するとわかった=NASA/JPL提供

(CNN) 直径約500メートルの小惑星「2004 BL86」が米東部時間の26日午前11時(日本時間27日午前1時)ごろ、地球に最接近した。米航空宇宙局(NASA)が同日公開した画像には、小惑星とともに小さな衛星が写っていた。

小惑星は地球から約120万キロという近さまで接近した。この時点では光が十分に当たっていなかったため、観測に最適なのは表面が明るさを増す26日午後8時から27日午前1時の時間帯とされた。

NASAは米カリフォルニア州にある地上アンテナ群や、プエルトリコの天文台でその姿を撮影した。

NASAが公開した目の粗い白黒画像から、小惑星の後を追う衛星の存在が明らかになった。

衛星のサイズは、直径70メートル前後とみられる。

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