生徒もびっくり、解剖図入りの密着スーツで教壇に 蘭
(CNN) オランダのハーゼルスワウデ・ドルプ町の女性教師がこのほど人間の骨格や内臓の図を描いた「ボディースーツ」を着込んで教壇に立ち、生徒に人間の体の仕組みを教える新たな授業方法を打ち出した。
この教師はデビー・ヘールケンスさんで、CNNの取材に体の複雑な構造を視覚的に見せて、理解を深めてもらうのが目的と説明した。教師歴は7年だが、生徒たちを授業に集中させるより創造的な手法を取り入れる必要性を痛感していたという。
最初の授業では、ヘールケンスさんが衣服を脱ぎ始めると生徒たちはビックリしていたという。使ったボディースーツは重ね着した2枚となっている。
ボディースーツの利用効果については、生徒たちから期待出来る結果が得られていると喜んでいる。
同教師はこれまでも、難解な問題を教える時には、教科書と道具を使った授業を進めるなどの工夫も重ねてきた。