絞首刑にされた海賊? 小学校校庭から人骨出土 英

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

海辺の町の絞首台で最期迎えたか

(CNN) 英スコットランドにある小学校の校庭から、16~17世紀ごろのものと思われる人骨が出土した。人骨の主は50代の男性で、この地で処刑された海賊の可能性が大きいと見られている。

人骨はエディンバラの小学校で、校舎増築のための準備作業中に出土した。同地はかつて漁村だったことから、港や造船所の遺構があると思われていた。

市当局によると、この場所には600年前、埠頭(ふとう)近くに絞首台があり、海賊などの犯罪者や魔女とされた人などの処刑が行われていたという。

人骨が海辺の絞首台付近で見つかったことや、地面の浅い場所に埋葬されて墓標も立てられていなかったことから、男性は公開処刑されたと思われると専門家は推定し、海賊だった可能性が大きいと指摘している。

科学捜査の専門家は考古学機関と連携して、出土した頭蓋骨(ずがいこつ)から男性の顔面を復元した。これを教材として同校の児童のために特別授業を行い、遺骨を科学的に分析する方法について子どもたちに学んでもらう予定だという。

メールマガジン登録
見過ごしていた世界の動き一目でわかる

世界20億を超える人々にニュースを提供する米CNN。「CNN.co.jpメールマガジン」は、世界各地のCNN記者から届く記事を、日本語で毎日皆様にお届けします*。世界の最新情勢やトレンドを把握しておきたい人に有益なツールです。

*平日のみ、年末年始など一部期間除く。

「Odd News」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]