富裕層は貧困層より15年長生き、余命格差も拡大 米調査

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米国では所得に基づく余命格差が拡大傾向にある

米国では所得に基づく余命格差が拡大傾向にある

ニューヨーク(CNNMoney) 米国で所得上位1%の男性の平均余命は87.3歳で、下位1%の男性よりほぼ15年長い――。米スタンフォード大学などの研究チームがそんな調査結果を発表した。

米国の余命格差は他のどの国より大きいことも判明。最貧困層の男性の平均余命はスーダンやパキスタンの男性とほぼ同じだった。

女性の場合、最富裕層の平均余命は約89歳で、最貧困層の女性より10年長かった。

男女を比べると、貧困層では女性の方が男性より6年長生きなのに対し、富裕層ではその差が1.5年に縮まっている。

米国の貧富の余命格差はここ数年で拡大傾向にあった。所得上位5%の層では2001~14年の間に余命が3年伸びたのに対し、下位5%の余命は伸びなかった。

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