米NY州立大、入学志願者5千人に誤って合格通知
(CNN) 米ニューヨーク州立大学バファロー校の入学審査で、志願者5000人余りに誤って合格通知が送られていたことが分かった。
同大学が15日に声明を発表した。広報担当副学長によると、志願者のデータベースから誤ったリストが作成され、5109人に入学許可の電子メールが送られた。
声明によると、通知を受け取った志願者たちについては今も審査が進行中で、最終的に合格するケースもあり得る。
これらの志願者にはミスが発覚してから3~4時間以内に別のメールで事情を説明し、謝罪を表明したという。
声明は「志願者や家族にとってストレスの多い時期だろうと認識している。残念ながら連絡ミスが起きてしまったことを深く謝罪する」と述べ、すでに再発防止の措置を取ったと説明した。
米国内の大学では昨年、カーネギーメロン大学が全米でも指折りの難関とされる情報科学修士課程の入学審査で、不合格者800人に誤って入学許可のメールを送付。2014年にはジョンズ・ホプキンス大学の早期選考に出願した数百人、12年にはカリフォルニア大学ロサンゼルス校で補欠の894人に、それぞれ合格通知が送られるミスがあった。