米軍部隊、日本本土初攻撃の記憶<5> 隊員たち、それぞれの運命

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「ドゥーリトル空襲」に参加した部隊の中で唯一存命のコール氏は現在101歳だ

「ドゥーリトル空襲」に参加した部隊の中で唯一存命のコール氏は現在101歳だ

米ジョージア州ハウストン郡(CNN) 全体では11人の乗員がB25から緊急脱出。4機が不時着し、ソ連まで飛行した隊員も1人いた。作戦に参加した80人のうち3人は任務遂行中に殺害されたほか、8人が身柄を拘束された。このうち1人は日本の捕虜収容所で餓死、3人が処刑された。

前回「米軍部隊、日本本土初攻撃の記憶<4> 任務完遂もさらなる試練が」はこちら

生き残ったレイダーズの隊員は戦後、家族を作るなどそれぞれの人生を送った。存命中の隊員が集まって乾杯することもあったという。

米空軍は9月、この作戦に敬意を表するため新型の長距離爆撃機B21を「レイダー」と命名した。B21は2020年代の半ばにも実戦配備される見通し。

昨年6月にはB25の元射撃手が94歳で死亡し、レイダーズでいまだ存命なのはコール氏のみとなった。

コール氏の人生を振り返るとき、いくつかの教訓が得られるだろう。コール氏は「人生においては予測不可能なことが起きるのも覚悟しなくてはならない」と述べる。

連載終わり

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