乗馬にゴルフ、バスケ、ジョギング――米大統領が健康を維持する秘訣とは
彼らはペンシルベニア通りで馬を走らせた。その当時、大統領は交差点でも止まらなくてもいいというルールがあったのだという。
しかし、1920年代になると、運動について、余暇の楽しみであるとともに、健康なライフスタイルを維持するための道具として興味を持たれるようになった。
ハーバート・フーバーは顧問らと朝食をともに取り、ホワイトハウスの庭で運動を行った。筋力トレーニングなどに使われるメディシン・ボールをネットで区切ったコートの中で投げ合うというもので、これは「フーバーボール」と名付けられた。
多くの大統領がトレーニングのためにホワイトハウスを改造している。
シール氏によれば、セオドア・ルーズベルトは活気あふれる人物で、ウエストウイングの南側の近くにテニスコートを造成した。1910年ごろにコートはさらに南側へ移設された。
オバマ大統領は2009年、その場所に可動式のバスケットボールのゴールを設置し、フルコートでバスケットボールの試合ができるようにした。