機内にヘビが出没、客室乗務員が素手で捕獲 米国内便
(CNN) 米アラスカ州の航空会社が運航する定期便でこのほど、離陸後間もなく客室にヘビが出没する騒ぎがあった。
CNN系列局のKTVAによると、騒ぎは19日、アラスカのアニアクからアンカレジへ向かうレイバン・アラスカ航空の定期便の機内で起きた。出発から15分ほどたったころ、操縦士が機内放送を通じ、ヘビが機内で逃げたと乗客にアナウンスした。
乗客の女性はKTVAの取材に対し、「その放送の直後に、最後列の座席に母親と座っていた男の子が、自分の座席の後ろに隠れているヘビを見付けた」と証言。「客室乗務員と操縦士がすぐに対応した」と話している。
客室乗務員はヘビをつかみ上げるとビニール袋に入れて回収した。この場面を撮影した写真には、女性客室乗務員が白い大きなヘビを素手でつかむ様子が写っている。
ヘビは乗客がこっそり機内に持ち込んでいたと思われる。その乗客がどうなったかは不明だが、同機は定刻通り、無事アンカレジに到着した。