早期乳がん患者、「約7割は化学療法の必要なし」 米研究

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
再発スコアが16以上で閉経前の場合は、化学療法との併用が望ましいケースも

再発スコアが16以上で閉経前の場合は、化学療法との併用が望ましいケースも

生存率も単独グループが93.9%、併用グループが93.8%と、ほぼ同じだったことが分かった。

がんの兆候が見られた全体の30%に当たる女性には、ホルモン療法と化学療法の併用が推奨されるという。

一般に閉経前の患者は腫瘍の進行が速いとされることから、研究チームはさらにスコア16~25で50歳未満、閉経前のグループだけを取り出し、データを別に分析した。すると、このグループではわずかながら化学療法による効果が認められたという。

化学療法は患者の体に大きな負担がかかる。従来その対象とされてきた再発スコア11~25の患者を、ホルモン療法単独で治療できるメリットは大きい。ただし、患者の再発スコアが16以上で閉経前の場合は併用療法を検討することが望ましいと、専門家は指摘している。

メールマガジン登録
見過ごしていた世界の動き一目でわかる

世界20億を超える人々にニュースを提供する米CNN。「CNN.co.jpメールマガジン」は、世界各地のCNN記者から届く記事を、日本語で毎日皆様にお届けします*。世界の最新情勢やトレンドを把握しておきたい人に有益なツールです。

*平日のみ、年末年始など一部期間除く。

「米国」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]