マクロン仏大統領、11歳アーティストの作品に感銘 ナイジェリア
ナイジェリア・ラゴス(CNN) 西アフリカのナイジェリアでアーティストとして活躍する11歳の少年が、同国を訪問したフランスのマクロン大統領の前で写真のような肖像画を描く才能を披露して、大統領を驚かせる出来事があった。
マクロン大統領は3日、ナイジェリアのラゴスにあるライブハウスを訪問。11歳のアーティスト、カリーム・ウォリス・オラミレカンさんは、大統領の到着を待つ間のわずか2時間で、マクロン大統領の肖像画を描き上げてみせた。
司会者のナイジェリア人歌手、バンキー・Wさんから肖像画を贈呈されたマクロン大統領は、感銘を受けた様子で少年を抱き寄せた。後にその時の動画をツイッターに投稿し、「とても感動した。この少年に乾杯!」というコメントを添えた。
オラミレカンさんはラゴスの最年少アーティストとして知られ、木炭や鉛筆を使ってまるで写真のような絵画を描くハイパーリアリズムの作品で評判を高めている。
ハイパーリアリズムはナイジェリアでも世界的にも人気が高まりつつある。
マクロン大統領は2日間の日程で同国を訪問し、ラゴスのライブハウスでは文化イベントに出席していた。同イベントでは、オラミレカンさんのほかにもナイジェリアの著名コンテンポラリーアーティストの作品が紹介された。
Unbelievably talented 11-year old Kazeem paints the President of France on a canvas in just 2 hours at the New Afrika Shrine yesterday. You should have seen the shock on the Macron's face.#Art #Muse #PrideofLagos #AfrikaShrine #afrotourism #africa #culture pic.twitter.com/9Z0DDV25p7
— Afro Tourism (Flights & Tours) (@afrotourist) 2018年7月4日