アボカドに減量効果?、米大学が検証へ 半年食す千人を報酬付きで募集
(CNN) 米国のロマリンダ大学やタフツ大学などの4大学は果物のアボカド摂取と体重減量の因果関係などを科学的に調べるためアボカドを半年間にわたり毎日食することなどが義務付けられる1000人を報酬付きで集めることになった。
ペンシルベニア州州立大学やカリフォルニア大学ロサンゼルス校を含む4校がアボカドを毎日1個もしくは1カ月に2個食べる250人をそれぞれ集める。報酬は調査終了時に1人当たり300ドル(約3万3600円)支払われ、望むならアボカド24個ももらえる。
参加には条件があり、25歳以上で腰回りのサイズは性別で違うが少なくとも35〜40インチ(88・9〜101・6センチ)。該当する大学の医療施設に行き、MRI(磁気共鳴画像装置)による腹部内撮影を2度受け、毎月のダイエット会合に出席しなければならない。
妊娠中や妊娠を計画し、母乳を既に与えている女性は対象外となっている。
調査計画の名称は「習慣的なダイエットとアボカド試験」で、アボカド栽培などの業界団体が資金提供する。アボカドは心臓に良い脂肪を豊富に含有しているとされるが、それほど健康的な果物ではないとの見方も出ている。