骨折でくじ買えず、入院先の共同購入で百万ドル当選 米男性

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宝くじに当たったジェファーソン・ストラットフォード病院のスタッフら/Jefferson Stratford Hospital

宝くじに当たったジェファーソン・ストラットフォード病院のスタッフら/Jefferson Stratford Hospital

(CNN) 米ニュージャージー州ブラックウッドで宝くじを買うため外出した87歳男性が途中で転んで腰の骨を折り、搬送された病院の職員の共同買いに加わって賞金100万ドル(約1億1200万円)を射止める出来事があった。

地元のCNN系列局「KYW」によると、アール・リビングストンさんの骨折の事情を聞いた「ジェファーソン・ストラットフォード病院」の医師や看護師が、141人が加わる共同買いへの参加を勧めたという。

看護師の主任はCNNの取材に、参加を促したのはリビングストンさの気分を好転させるためだったと振り返った。

総額約15億3700万ドルの宝くじ「メガミリオンズ」の抽選は、リビングストンさんが入院した今月23日の夜に実施。共同買いしていたくじは当選番号と数字1つだけ異なっていたもので、100万ドルを手にした。全員で公正に分ければ税引き前で1人当たり約7000ドルとなる。リビングストンさんは2ドル払っていた。

メガミリオンズでは6つの数字の組み合わせで当選が決まる。

リビングストンさんと家族は100万ドル獲得を非常に喜び、共同買いチームの一員のように接してくれた病院職員に感謝した。リビングストンさんは自宅近くのコンビニでくじを買おうとして転んでいた。

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