米国土安全保障長官、キャラバンに対する発砲は「考えていない」

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ニールセン国土安全保障長官/Win McNamee/Getty Images

ニールセン国土安全保障長官/Win McNamee/Getty Images

ワシントン(CNN) 中米ホンジュラスなどの住民多数が米国移住を目指し陸路で北上している問題で、ニールセン米国土安全保障長官は28日までに、「これら住民に発砲する考えは現段階で一切ない」との考えを示した。

FOXニュースとの会見で対メキシコ国境線への米軍兵士配備計画に関連して述べたもので、「彼らは拘束されるだろう」と指摘した。

「我々組織の職員や要員の個人的な安全性の問題は極めて深刻に受け止めている」とし、「彼らには当然、自衛の能力がある」とも語った。

北上を続けている住民の集団は「キャラバン」と呼ばれ、米国防総省は800人程度の軍兵士をメキシコとの国境線に派遣する予定。

ニールセン長官は国防総省に対し国境警備の能力向上を図るための助力を求めたことを認め、グアテマラ、メキシコ両国国境でメキシコ警察の対応で移住希望者らの間に生じた混乱の二の舞いは避けたいとの考えも示した。

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