タイムカプセルの金庫、50年後に開けてみたら中身空っぽ 米
(CNN) 米ニューハンプシャー州デリーでこのほど、1969年からある「タイムカプセル」の金庫を開けてみたところ、中身が空っぽだったことが判明する出来事があった。同地ゆかりの品や未来への手紙を予想していた人たちにとっては残念な結果となった。
金庫は何年もデリーの図書館の棚に置かれていた。CNN系列局WMURによれば、50年を記念して図書館の館長が人々の前で金庫を開けることを決断した。
しかし、地元の歴史家や町の当局者の立ち合いのなか金庫を開けたところ、中身が空だったことが判明した。
デリーの歴史家のポール・リンダーマンさんが地元メディアに語ったところによれば、中身のリストはなかったものの、町のドライブツアーを撮影したフィルムなどが入っているといわれていた。
図書館の館長は同町出身で米国初の宇宙飛行士、アラン・シェパードの記念品が含まれているかもしれないと考えていた。
誰かがダイヤル錠を破って中身を盗み出した可能性もあるが、最初から何も入っていなかったということも考えられるという。