野生のシカの首にかかったタイヤ、ようやく取り外しに成功 米コロラド州
この情報をもとにCPWの職員が9日、麻酔銃を使ってシカを捕獲し、タイヤを外すことに成功した。タイヤの金属部分が切断できなかったため、枝角は切り落とさなければならなかった。シカは4歳で、体重は約270キロ。タイヤには約4.5キロ分の残骸が詰まっていて、タイヤと枝角がなくなったことで16キロほど軽くなった計算だった。
首の部分は多少毛が抜け落ちていたが、小さな傷口が1つあったほかは良好な状態だった。シカは回復薬を投与すると、数分で立ち上がることができた。
タイヤがどうやって首にかかったのかは不明。まだ小さかった時か、枝角が落ちる冬の間にかかったのだろうとCPWは推測している。
Here is some video of this bull elk over the past two years. pic.twitter.com/R6t9nNPOyb
— CPW NE Region (@CPW_NE) October 11, 2021