サウジの砂漠に異例の雪や雹、写真家が雪景色を空撮
(CNN) サウジアラビアの砂漠というと、大半の人は容赦なく照りつける太陽に焼かれた砂丘を思い浮かべるだろう。しかし最近、こうした砂が一面の雪に覆われる出来事があった。
サウジ国内や周辺地域では、最近続いた雪や雹(ひょう)の嵐で風景が一変。思わぬ雪景色に地元住民の間で興奮が広がり、SNS上で話題をさらっている。
サウジ人写真家のオスマ・ハルビさんは今月、イスラム教の巡礼地メディナの南西にあるバドルの様子を空撮した。
ハルビさんはCNNの取材に、バドルの砂漠地帯でこれほど激しい冬の天候になるのは長年起きていない珍しい現象だと説明し、「記録的な雹の嵐」と形容している。