欧州、暖冬で大量の記録更新 「未知の領域」と専門家
英気象当局によると、アフリカ西海岸からの温かい空気が欧州を横断したのが原因。気候変動との関連は証明されていないが、専門家らはこうした異常気象の頻度が上がり、激甚化するとの警告を発してきた。
We just observed the warmest January day on record for many countries in Europe.
— Scott Duncan (@ScottDuncanWX) January 1, 2023
Truly unprecedented in modern records. pic.twitter.com/bUux1XOBH9
欧州ではロシアによるウクライナ侵攻で天然ガスの価格が高騰していたが、暖冬で需要が減り、価格は昨年2月の侵攻開始以降で最低の水準まで下がった。
ウクライナでは国営の電力網運営会社ウクレネルゴが、エネルギー消費量の減少を報告。同国政府のアントン・ゲラシェンコ内相顧問は1日のツイートで、「プーチン(ロシア大統領)はウクライナの同盟諸国を凍えさせてウクライナを倒そうとしたが、気候もこちらの味方だ」と主張した。