研究施設から脱走のサル、全43匹が戻る 米サウスカロライナ州

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2024年11月に43匹のサルが脱走した研究施設のケージ/Peter Zay/Anadolu via Getty Images

2024年11月に43匹のサルが脱走した研究施設のケージ/Peter Zay/Anadolu via Getty Images

(CNN) 米サウスカロライナ州にある研究施設からアカゲザル43匹が脱走した事案で、脱走していたサルの最後の集団がこのほど捕まったことがわかった。地元警察が明らかにした。およそ2カ月にわたる逃走劇に終止符が打たれた形だ。

43匹のサルは、管理人がドアをしっかりと閉めなかったために脱走していた。警察によれば、全てのサルが同州イェマシーにあるアルファジェネシスの研究施設に戻った。最後の4匹が戻ったのは先週のことだった。アルファジェネシスのグレッグ・ウェスターガード最高経営責任者(CEO)によれば、サルの健康状態は良好のようだという。

この研究施設は生物医学研究に向けた非ヒト霊長類の研究を専門としている。同施設のウェブサイトによれば、米国でも最大級の霊長類研究施設のひとつであり、40ヘクタールあまりの土地で研究や繁殖が行われている。

警察は昨年11月、残りのサルが近くで一緒にいる可能性が高いと明らかにしていた。今回の捕獲は、サルたちが珍しい冬の嵐を経験した後だった。

ウェスターガード氏は地域社会に対して謝意を表明した。警察は、サルに遭遇した人に対して、接触は避けて、緊急通報するよう呼び掛けていた。

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