エフレン・フォロネスさんは仲間と共に38時間かけスカボロー礁付近の漁場に行く
フィリピン・ルソン島西岸の漁村、マシンロックの住民は長年、南シナ海のスカボロー礁(フィリピン名・パナタグ礁、中国名・黄岩島)で漁をして生計を立ててきた。エフレン・フォロネスさん(52)は妻との間に6人の子どもがいる。つい1年前まで一度漁に出れば3トン半の魚が取れたが、最近の漁獲は多くて400キロ。月に1~2キロの米を買うのがやっとで、子どもの教育など論外だ
フィリピン・ルソン島西岸の漁村、マシンロックの住民は長年、南シナ海のスカボロー礁(フィリピン名・パナタグ礁、中国名・黄岩島)で漁をして生計を立ててきた。エフレン・フォロネスさん(52)は妻との間に6人の子どもがいる。つい1年前まで一度漁に出れば3トン半の魚が取れたが、最近の漁獲は多くて400キロ。月に1~2キロの米を買うのがやっとで、子どもの教育など論外だ