金メダル、米国勢初はロクテ 中国が4個獲得 五輪第2日
ロンドン(CNN) ロンドン五輪は第2日の28日、競泳や柔道などの競技がスタートした。競泳男子400メートル個人メドレーで、ライアン・ロクテが今大会米国初の金メダルを獲得。中国が男子400メートル自由形などで金メダル4個を獲得し、トップに立った。
男子400メートル個人メドレーの2位はブラジルのティアゴ・ペレイラ、3位は日本の萩野公介。ロクテは「私の時代が来た。用意はできている」と語った。
ロクテのライバルで、過去の五輪で通算14個の金メダルを獲得している米国のマイケル・フェルプスは4位に終わった。フェルペスは予選の記録が振るわず、8コースからのスタートとなった。
男子400メートル自由形は中国の孫楊が優勝。中国の男子水泳選手として史上初の金を達成した。女子400メートル個人メドレーでは、葉詩文が4分28秒43で世界記録を更新して金メダルを獲得した。
中国のメダル第1号は、女子10メートルエアライフルの易思玲だった。重量挙げ女子48キロ級でも、中国の王明娟がトータル205キロで金メダル。銀メダルは日本の三宅宏美が獲得した。
金メダル獲得数は4個の中国に続き、イタリアが2個。米国、韓国、オーストラリアなどが1個で並んだ。開催国の英国はこの日、金メダルを獲得できなかった。
柔道男子60キロ級では、ロシアのアルセン・ガルストヤンが決勝で日本の平岡拓晃を破り、金メダルを取った。