F1シューマッハー、「戦う意欲は衰えていない」
(CNN) 自動車レースのフォーミュラワン(F1)に参戦するメルセデス所属のミヒャエル・シューマッハー(43、ドイツ)は4日までに、同チームのシートを来季失ってもF1で戦う意欲は衰えていないとの考えを示した。
F1の公式サイトで表明した。メルセデスは先に、ライバルのマクラーレン所属のドライバー、ルイス・ハミルトン(英国)と来季からの3年契約を結んだとし、シューマッハーとの契約延長には応じなかった。
シューマッハーの新たな移籍先としてはザウバーが取り沙汰されている。今季、ザウバーに所属するセルヒオ・ペレス(メキシコ)は来季、ハミルトンの後釜としてマクラーレン入りが確定した。
シューマッハーはフェラーリなどに在籍して年間総合王者に計7度輝き、歴史に残るF1ドライバーとの名声を得ていた。いったん引退したものの2010年にメルセデスのドライバーとして復帰。しかし、往年の走りを見せることは出来ず、復帰以降、表彰台に上ったのは1度のみとなっている。
今季の年間総合王者を決めるドライバーのポイント争いでは現在12位と低迷し、首位のフェルナンド・アロンソ(フェラーリ、スペイン)に151ポイントの大差を付けられている。