米ボーイングの最新鋭「ビジネスジェット」 くつろぎの空間を提供
(CNN) 米ボーイング社のVIP用居室つきビジネスジェットなら、仕事で世界を飛び回るエリートたちも貴重な移動時間をゆったりくつろいで過ごせるかも知れない。
ボーイングはこのほど、大型ビジネスジェット「ボーイングビジネスジェット(BBJ)」でVIP用居室スペース「エアロロフト」を装備したものを納入した。年末までに3機を納入する予定。
エアロロフトは米グリーンポイント・テクノロジーズ社が設計した。広さは36.5平方メートルで、メーンデッキの上部に設置される。
疲れ切ったビジネスリーダーなら、まずは気楽な服に着替えて、豪華な寝室で体を休めて充電するのもいいだろう。隣接するラウンジでゆったりくつろぐのも悪くない。
エアロロフトの他に類を見ない居心地よい空間には、どの顧客も大喜びすると確信していると、ボーイング・ビジネス・ジェッツ社のスティーブ・テイラー社長は言う。
エアロロフト仕様の第1号機はドイツのハンブルクにあるルフトハンザ・テクニックに移され、ここでさらに豪華な内装が施されるという。
ボーイングによれば、エアロロフト仕様のBBJはすでに9機の契約がまとまっており、全て政府要人の移動に使われるという。納入先の国は明らかになっていない。