シェフチェンコ氏に代表監督要請、ウクライナのサッカー連盟
(CNN) ウクライナのサッカー連盟は15日までに、今年7月に現役引退し政界進出を表明していた同国の元代表FWアンドリー・シェフチェンコ氏(36)に代表監督への就任を要請したことを明らかにした。
同連盟は公式サイトでアンドリー・コンコフ会長の声明を発表し、母国でカリスマ的人気を誇るシェフチェンコ氏は代表監督に足る十分な経験と人格を備えていると指摘。代表監督としてサッカー強国をしのぐ手腕を見せるだろうと期待した。
シェフチェンコ氏の就任要請への対応は伝えられていない。同氏はサッカー指導者としての経験はない。
シェフチェンコ氏は1995~99年、ウクライナのディナモ・キエフでストライカーとしての才能を発揮。その後、イタリアのACミラン、イングランドのチェルシーでプレーした後、古巣のディナモ・キエフで3シーズン過ごしていた。
ウクライナが今年の夏、ポーランドと共同主催した欧州選手権(ユーロ)で1次リーグ敗退を喫した後、現役引退を発表していた。同国代表として111試合に出場、計56ゴールを挙げている。111試合、56得点共に同国代表選手としては史上最多となっている。
ウクライナの前代表監督のオレグ・ブロヒン氏はユーロ後に退任、ディナモ・キエフの監督に就任していた。