ピラミッドの上から壮大な景色を撮影、ロシア人写真家が謝罪
「すでに辺りは真っ暗だったので、誰も僕らに気付かなかった。僕らはなるべく早く、音をたてないように登り始めた。ほこりまみれの高さ1メートルのブロックを登るには、強さと機敏さが要求された」
「かなりきつかったが、壮大な景色が見られるという気持ちを支えに登り続けた」
「頂上まで20分ほどかかった。僕らは頂上からの景色に思わず息をのんだ」
「僕らがそこで目にしたのは、まさに世界七不思議の1つだった。そこで、他の人々にもこの壮大な景色を見せたいと思い、写真を撮った」
「無論、ピラミッドに登ったのは僕らが最初ではなかった」
「ピラミッドの頂上には、さまざまな言語で文字が刻まれており、中には数百年前に刻まれたものもあった」
「しばらく景色を楽しんだ後、下り始めた。下りは上りよりもはるかにきつかった。捕まらなかったのは幸運だった。捕まっていたら大変なことになっていただろう」
「だからこそ、ピラミッドに登ったことを謝罪したい。無礼な行動を取るつもりはなかった。僕らはただ夢を追っていただけだ」