米大リーグ、ロドリゲス選手ら13人を出場停止 薬物違反で
(CNN) 米大リーグは5日、ニューヨーク・ヤンキースのアレックス・ロドリゲス選手(38)ら選手13人に禁止薬物規定違反があったとして、出場停止処分を科したと発表した。
大リーグは、ロドリゲス選手らが禁止薬物を所持しているとの疑惑が浮上したことから調査した結果、フロリダ州にあるアンチエイジングクリニックと関係し、禁止薬物を使っていたことが判明したとしている。ロドリゲス選手は2014年のシーズン終了までの211試合、残る12選手は50試合の出場停止を言い渡された。
これに対してロドリゲス選手は処分に失望しているとの談話を発表し、不服を申し立てる意向を表明した。残る12選手は処分を受け入れる意向。
ロドリゲス選手は記者団に対し、「自分の人生をかけて戦う。自分で自分を守らなければ、誰も守ってはくれない」と強調した。ただ、禁止薬物を使ったのかどうかという直接的な質問に対してはコメントを避けた。
処分は8日から執行されるが、もしロドリゲス選手が不服を申し立てた場合は引き続き出場できるという。
ロドリゲス選手は5日、ホワイトソックスとの試合のためにシカゴ入りし、ヤンキースのスターティングメンバーとして登録されている。