出所の元専属医、「私はM・ジャクソンを殺していない」
ロサンゼルス(CNN) 米歌手マイケル・ジャクソンさんの専属医だったコンラッド・マレーさんが、出所後初めてメディアの取材に応じ、「私はマイケル・ジャクソンを殺していない」と繰り返し訴えた。
マレーさんは2011年、ジャクソンさんに大量の麻酔薬を投与して死亡させたとして過失致死罪で有罪を言い渡された。2年間の服役を経て、このほど釈放されたばかり。オーストラリアのテレビ局の24日の番組と、英紙デイリーメールのインタビューに応じた。
この中でマレーさんは、「彼(ジャクソンさん)は薬物中毒だった。マイケル・ジャクソンは誤ってマイケル・ジャクソンに殺害された」と主張。2009年の復活コンサートに向け準備を進めていたジャクソンさんは、「人生の終末期の危機的状況にあり、恐怖と悲嘆にさいなまれていた」と語った。
さらに、「私は彼を守ろうとしたが、一緒に破滅させられてしまった」と強調。「私は何も間違ったことはしていない。ただ、破滅的な状況にある友人を助けるために、あらゆる手を尽くそうとしただけだ」と語り、不運にも「悪い時に悪い場所にいた」ために、スケープゴートにされてしまったと訴えた。