今季不調のマンU、収入ランクでも後退 上位3位内逃す
4位のマンUの総収入は前季を上回る5億7400万ドルだった。同クラブは今季、長年指揮したファーガソン前監督に代わりモイズ監督が就任。ただ、リーグ戦で現在7位と低迷し、新監督になってからのクラブ株価も16%下落し、5億ドルの損失となっている。
ただ、デロイトは、マンUは新たなスポンサー契約を最近、多数結んでおり、4位への転落はあくまで一時現象とし、次回の順位では上昇すると見ている。同クラブは03~04年以降、ランキング首位となっていない。
5位は、中東カタールの投資基金が11年に買収、一流選手の積極的な補強を図るパリ・サンジェルマン(PSG)で、収入額は前季に比べ4倍増となった。6位はイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティー(マンC)で、7~10位はプレミアのチェルシー、同アーセナル、イタリア1部リーグ(セリエA)のユベントス、同ACミランの順だった。
デロイトによると、上位20位のクラブ全体による総収入は8%増の73億ドル。