スーパーボウルのチケット偽造、2人組を起訴
(CNN) 米ニューヨーク州クイーンズ郡の検察は28日、米ナショナル・フットボールリーグ(NFL)の年間王者決定戦「スーパーボウル」や関連イベントなどのチケットを偽造、販売していたとして2人組が逮捕、起訴されたことを明らかにした。
起訴されたのはニューヨーク市在住の男(43)と、フィラデルフィア市在住の男(32)。
スーパーボウル出場を懸けたAFCの優勝決定戦やNFLコミッショナー主催のパーティー、優秀選手賞受賞記念パーティーのチケットや、スーパーボウル会場の駐車許可証など計79枚を偽造し、インターネット上やニューヨーク市内の街頭で総額約1万ドル(約103万円)で売ったとされる。
チケットにはそれぞれNFLのロゴやバーコードが印刷されていた。スーパーボウルは2月2日にニュージャージー州で開催される。
ニューヨーク市警がNFLの警備部門の協力を得て、昨年12月から覆面捜査を続けていたという。
一方の男の交際相手の女性宅からコンピューターやプリンターが押収された。男は、マンハッタンのコピー店でチケットを作ったとも供述している。
有罪となった場合、2人には最大で禁錮7年の刑が言い渡される可能性がある。