羽生、世界最高得点でSP首位 プルシェンコ棄権 ソチ五輪
(CNN) ロシアで開催されているソチ五輪は13日、フィギュアスケート男子ショートプログラム(SP)で羽生結弦(19)が世界最高得点をマークし、トップに立った。
五輪でこれまでに4個のメダルを獲得してきたエフゲニー・プルシェンコ(ロシア)はリンクに姿を現したが、演技直前に棄権。審判員に出場できないと伝えると、観客席に向かって手を振った。
これまでに受けた手術は12回に及ぶ。腰の激しい痛みを理由とする引退表明だった。
だがかつてのスターが去ったリンクでは、19歳の羽生が世界最高得点をたたき出して観客をわかせた。
羽生は「パリの散歩道」に乗ってほぼ完璧な演技を披露。世界選手権3連覇のパトリック・チャン(カナダ)を4ポイント近く上回る101.45点をマークして、14日のフリープログラムに臨む。
高橋大輔は86.40点で4位、町田樹は83.48点で11位だった。