世界のプロスポーツチームの年俸、マンCが9.1億円で首位
マンCは少数の一流選手だけでなく、より多くの選手に高給を支払える財力を有していると説明した。
ただ、リーグ全体での年俸支払い能力を見ると、最高額は米プロバスケットボール(NBA)の平均500万ドルだった。米大リーグが3位で、イングランド・プレミアリーグが4位、サッカーのスペイン1部リーグが9位だった。NBAの13~14年シーズンは、30チーム、選手総数441人となっていた。
欧州のサッカークラブが今回調査の上位に集まった理由については、オーナーに大富豪が多いことが一因と指摘。例えばマンCは2008年にアラブ首長国連邦(UAE)の投資グループに買収されたが、選手獲得や年俸に費やした額はこれまで16億7000万ドルに達している。
プレミアリーグ選手の年俸の高騰は、テレビの放映権料が値上がりの一途をたどっていることも作用している。同リーグは昨年、約49億8000万ドルの国内放映権料、約33億5000万ドルの海外放映権料の契約を交わしていた。