「最も美しい人」にルピタ・ニョンゴ ピープル誌
(CNN) 米誌ピープルは2014年の「最も美しい人」に、メキシコ出身のケニア人女優ルピタ・ニョンゴを選んだと発表した。ニョンゴは映画「それでも夜は明ける」でアカデミー賞助演女優賞を受賞。黒人として初めて化粧品大手ランコムのアンバサダーに起用されている。
同誌の最も美しい人にはこれまで、ジュリア・ロバーツやシンディ・クロフォード、トム・クルーズ、ビヨンセなどが選ばれてきた。今年の候補には女優のケリー・ラッセルやアンバー・ハード、歌手のピンクなどが挙がっていた。
ニョンゴは今年のアカデミー賞授賞式などでファッションを絶賛され、2月のスピーチでは「私は自分のことを美しくないと強く思っていた時があった」「テレビに映るのは青白い肌ばかり。私は夜の影のような自分の肌についてからかわれ、あざけられた」と語って話題になった。
ピープル誌の表紙を飾る最も美しい人を選ぶのは今年で25回目。第1回目の1990年は女優ミシェル・ファイファー、昨年はグウィネス・パルトローが選ばれていた。