アップル、エイズ撲滅キャンペーンで再びボノとタッグ
(CNN) アイルランドの人気バンド「U2」のアルバム無料配信を巡って一部ユーザーの批判を浴びた米アップルが、再びU2のボノと組んで、12月1日の世界エイズデーに合わせたチャリティーキャンペーンを発表した。
キャンペーンではアップルの「Apps for (RED)」とボノの「プロジェクト(RED)」が組んで大手ブランドと連携。アップルはアプリ配信サービス「App Store」に特設コーナーを設けて25種類のアプリ向けにスペシャルコンテンツを配信する。収益はエイズ対策を支援する国際団体の「グローバルファンド」に寄付する。
キャンペーンは11月24日から12月7日まで。期間中、人気ゲーム「アングリーバード」のスピンオフ版「マイティ・フェザーズ」や、スポーツゲーム「クラッシュ・オブ・クラン」の特別版、FIFA(国際サッカー連盟)ゲームのトーナメント、「シムズ・フリープレイ」の特別イベントなどを配信する。
アップルは今年9月、新しいiPhoneの発表に合わせ、音楽配信サービス「iTunes」でU2の新アルバムを無料配信した。ところがiTunesで買った楽曲を自動的にダウンロードする設定にしていた場合、コンピューターやモバイル端末にいつの間にか同アルバムが加わっていたため、ユーザーから苦情が続出。ボノも謝罪に追い込まれていた。