ミス・レバノンとミス・イスラエルが1枚の写真に、波紋呼ぶ
ところがミス・スロベニア、ミス日本と3人でカメラの前に立った時にマタロンさんが突然加わり、「自分撮り」した写真をネットに流してしまったと、グレイゲさんは説明する。
マタロンさんは18日、この騒ぎを取り上げたウェブサイトの画像とともに、「驚いてはいないけれど悲しい気持ち。この3週間、世界の女性たちと出会うまたとない経験の間だけでも、敵対心を抜きにすることができないのは残念です」というコメントを発表した。
マタロンさんが最初に投稿した写真にも、同様のコメントが寄せられている。あるレバノン人は「この写真に何も問題はない。暴力より平和を広めるべきだ」と書き込んだ。
大会事務局にコメントを求めたが、今のところ返答はない。同大会に政治問題が影を落とすのはこれが初めてではなく、2002年にはミス・レバノンがミス・イスラエルと同じステージに立ちたくないとの理由から出場を辞退したと報じられた。