錦織圭、全仏でベスト8進出 日本男子82年ぶり
(CNN) テニスの全仏オープンは31日、フランスのローランギャロスで男子シングルス4回戦が行われ、錦織圭(25)がロシアのテイムラズ・ガバシビリを下し、日本人男子として82年ぶりにベスト8進出を果たした。
試合は雨の中で行われた。錦織は第5シードで出場し、ガバシビリを6-3、6-4、6-2で破ってストレート勝ちした。
今大会であと1勝すれば、1931年と33年に準決勝に進出した佐藤次郎に並ぶ。準々決勝ではジョー・ウィルフリード・ツォンガ(フランス)と対戦予定。
錦織はツアー公式サイトに寄せたコメントで、「これが旅の始まりになることを望む。このまま続けて行きたい」「歴史をつくることは常に大きな意味を持つ。特に日本人、アジア人選手にとって、クレーコートは最善とは言えない。私は今、その新しい段階に踏み出そうとしている。このクレーコートでこのまま続けて行きたい」と意気込みを語った。
第14シードのツォンガは、トマシュ・ベルディヒを下してベスト8に進出。第8シードのスタン・ワウリンカ(スイス)もベスト8入りを決めた。
ロジャー・フェデラー(スイス)とガエル・モンフィス(フランス)の試合は日没のため、決着は6月1日に持ち越された。
Until tomorrow! #Federer and #Monfils to resume their battle after a rain delay in Paris @rolandgarros. #RG15 pic.twitter.com/qpEc0SYNc9
— US Open Tennis (@usopen) 2015, 5月 31